微生物って細菌だけじゃないの?ウイルスと細菌の違いってナニ?
前回は感染についてその言葉の意味(定義)を簡単に紹介いたしました。
今回は微生物に着目して記事にしていきます。
微生物をそのサイズ、大きさで分類すると、次のようになります。
ウイルス<リケッチア・クラミジア<細菌<真菌
です。
大きく5つのグループに微生物を分けることができるのです。
さて、その大きさ(サイズ)ですが、
真菌:5~10マイクロメーター(μm)
細菌:1~3マイクロメーター(μm)
リケッチア・クラミジア:0.3~2.0マイクロメーター(μm)
ウイルス:0.2〜0.015マイクロメーター(μm)
地面を歩き回っている『アリ』のサイズは約1cmですから微生物がどれだけ小さいのかご理解いただけると思います。(ちなみにタンパク質を構成するアミノ酸は10ナノメータです)
前回、感染でも触れましたが、これら微生物が生体内で増殖しそこに住み着いてしまうのを防いでくれているのが『白血球』です。次回はこの白血球を分類していきましょう!
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